創立年月日は不明ですが、文書には宝暦二年(1752)などの記録があり、その後、明治十年、昭和三年に改修、改築されています。 例大祭は春(3月第3日曜日)、秋(10月第3日曜日)の2回。この地域では唯一といえる神幸行列が行われます。 氏子の農家は、当日の「ごや参り」に新米で鏡餅を作り神前に供え、その年の新婚者は揃って参拝する風習がありました。 太鼓踊りと獅子舞いは一体となって演じられ、その迫真の演技は、天草灘の潮騒とあいまって、見るものにしみじみとした風情を感じさせます。