栖本町湯船原にあり「栖本諏訪神社」とも称されます。
正保二年(1645)、天草初代代官鈴木重成が栖本城の山麓に建立したといわれ、境内社の鈴木神社は重成公を祀ったものです。
天草全島の祈願所として信仰されてきた歴史があり、数々の奉納物は、地元の人たちに愛されてきた神社であることを実感させます。
秋の神幸祭では、勇壮で雅やかな郷土芸能として知られている、県指定無形民俗文化財で全国青年大会民俗芸能部門で複数回最優秀賞を受賞している太鼓踊り、獅子舞いが奉納されます。
300年余りの長い伝統を誇る太鼓踊りは3つの舞で構成され、お腹に響くほどの激しい太鼓と踊りは圧倒的で、見るものに元気を与えてくれます。